調査・作成日:2026年10月3日
SNSやマッチングアプリで親しくなった相手から「二人でネットショップを運営しよう」と誘われ、仕入れ代、注文処理、保証金、出金費用を繰り返し支払う被害があります。恋愛感情と事業判断を分け、販売先、物流、法人、決済、出金条件を独立した情報で確認してください。
結論:恋愛関係と事業の安全性は分けて確認
SNSやマッチングアプリで日常会話を重ね、早い段階でLINEへ移り、将来や結婚の話と一緒に事業を提案する。プロフィール写真やビデオ通話だけで本人と判断せず、接触日、アカウントID、移動理由を記録する。
恋愛感情と事業の安全性は別々に判断します。毎日連絡を取り、ビデオ通話をしていても、相手の身元やショップ運営会社が確認できたことにはなりません。「二人の将来のため」という言葉を、出資や仕入れ代を払う根拠にしないでください。
事業の提案を受けたら、契約当事者、出資比率、利益配分、損失負担、解約条件を書面で確認します。説明を求めたことで愛情を疑う、関係を終わらせると迫られても、支払いを決めずに第三者へ相談します。
親密さを作って共同運営へ誘う流れ
「二人の将来のため」「自分も出資する」と共同運営を持ちかけ、専用サイトへ招待する。事業計画、契約当事者、出資比率、損失負担、解約条件を書面で示さず、恋愛上の信頼だけを根拠にする提案は止める。
SNSやマッチングアプリで知り合い、短期間でLINEへ移り、将来や結婚の話をした後に副業を紹介する流れがあります。相手は「自分も運営している」「簡単に注文処理できる」と成功画面を見せます。長い会話があっても、最初から資金を送らせる目的だった可能性は残ります。
接触した日、利用したアプリ、相手のユーザーID、LINEへ移った理由、事業の話が始まった日を記録します。プロフィール写真は画像検索だけで本人確認を終えず、氏名、勤務先、居住地の説明に矛盾がないか整理します。

注文と売上の画面は実取引を証明しない
管理画面に注文、売上、利益が急増しても、実在する購入者や決済事業者と結び付かなければ運営者が作った表示かもしれない。注文番号、購入者決済、返品、入金明細を外部資料で照合する。
管理画面に注文や売上が増えても、実在する購入者が決済した証明にはなりません。運営者が数字を変更できる仕組みなら、注文が入ったように見せて仕入れ資金を要求できます。注文番号、決済事業者、購入者への請求、返品処理が外部記録とつながるか確認します。
少額の利益を出金できても、高額な売上を引き出せる保証にはなりません。実際に自分の銀行や取引所へ戻った額と、サイト内に残る売上を分けます。画面上の利益を使って次の仕入れ額を決めないでください。

仕入れ代・立替金が増える仕組み
注文処理のため先に仕入れ代を入れ、販売後に戻ると説明される。注文が増えるほど不足金も増え、キャンセル不可と迫られる場合、追加仕入れを止め、在庫の所有権と返金条件を確認する。
「注文を処理しないと違約金が発生する」と言われ、仕入れ代を立て替えるうちに金額が増えます。注文をキャンセルできない理由、商品の所有権、売れ残りの負担、返金条件が契約にない場合は追加仕入れを止めます。恋人からの借金依頼としてではなく、事業上の支払いとして検証します。
一件ごとに注文日時、商品、仕入れ額、支払先、売上表示を表へ記録します。実際に届く商品や在庫がなく、管理画面の操作だけで処理が完了するなら、商取引の実体があるか慎重に確かめます。
物流・倉庫・購入者を確認する
倉庫住所、物流会社、追跡番号、商品の現物を確認する。地図上の倉庫が空室、無関係な会社、存在しない住所でないか調べ、配送会社の公式サイトから追跡する。相手が送るスクリーンショットだけに頼らない。
倉庫住所、物流会社、追跡番号、商品の現物を確認します。地図上に建物があっても、その会社が入居しているとは限りません。物流会社の公式サイトから追跡番号を検索し、相手が送った配送画像だけで発送済みと判断しないでください。
仕入先と販売先が同じ運営者の画面内にしか存在しない場合、注文、在庫、配送を独立して確かめられません。会社の登記情報、所在地、電話番号を照合し、公式窓口へ連絡するときは相手から渡された番号を避けます。

暗号資産や海外送金を指定されたら
暗号資産や海外送金を指定されたら、契約法人と受取人が一致するか確認する。暗号資産のアドレスには名義が表示されないため、通貨、チェーン、宛先、TxIDを保存し、個人ウォレットへの送金を止める。
暗号資産や海外送金を指定されると、受取人と契約会社の関係が見えにくくなります。暗号資産のアドレスには会社名が表示されないため、「運営会社のウォレット」との説明だけで送らないでください。請求書の法人名、契約先、支払先が一致するか確かめます。
すでに送った場合は、通貨、チェーン、数量、宛先、TxIDを保存し、利用した取引所へ詐欺が疑われる経緯を伝えます。海外送金では受取銀行、口座名義、国、送金日時を控えます。次の注文を処理するための追加入金は止めます。

出金時の保証金・税金に注意
出金申請後に保証金、税金、信用スコア回復、マネーロンダリング審査料を先払いさせる場合、残高から控除できない理由を尋ねる。払うたびに新名目が出るなら、出金条件が後付けされている。
出金を申請すると、保証金、税金、信用スコア回復、マネーロンダリング審査料を求められることがあります。本当に税金や手数料が必要なら、根拠となる制度、請求主体、計算方法、納付先を確認できます。サイト担当者のチャットだけで決まる先払いには応じません。
残高から差し引けない理由を尋ね、回答が曖昧なら支払いを止めます。先に払えば全額出金できるという約束が一度破られた後、別名目の費用へ応じても解決する保証はありません。
相手と運営会社の実在性を調べる
相手の身元とショップ運営法人は別々に確認する。法人登記、所在地、代表者、公式ドメイン、決済事業者、利用規約を照合し、相手が教えた担当者ではなく公的登録や公式窓口へ連絡する。
相手個人とショップ運営会社を別々に調べます。相手の写真やビデオ通話が本物でも、紹介されたサイトの安全性は証明されません。法人登記、代表者、所在地、公式ドメイン、利用規約、決済事業者を確認し、記載内容が互いに一致するか見ます。
著名ブランドのロゴや有名な通販サイトに似た画面も信用材料にはなりません。正規ブランドの公式サイトから提携先を確認し、無断使用が疑われる場合は記録します。会社情報が画像だけで掲載され、検索できる文字になっていない場合も注意が必要です。

まとめ:追加仕入れを止め資料を保存する
証拠としてプロフィール、会話、サイトURL、注文一覧、仕入れ請求、送金記録、出金エラーを時系列で保存する。恋愛感情を利用された経緯も隠さず、#9110、188、金融機関へ相談し、別名の返金担当者による二次被害を警戒する。
追加仕入れを止めたうえで、プロフィール、会話、ショップURL、注文一覧、仕入れ請求、送金記録、出金エラーを保存します。恋愛関係を利用された経緯も相談先へ隠す必要はありません。接触から事業提案、最初の支払い、出金拒否までを日付順にまとめます。
警察相談専用電話#9110、消費者ホットライン188、利用した金融機関へ連絡します。相手をブロックした後、弁護士や回収担当を名乗る人物が現れても、元の被害情報を知っているだけで信用しないでください。
確認した一次情報
- https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/case/sns-romance/romance/
- https://www.faq.kokusen.go.jp/faq/show/1197?site_domain=default
調査起点として千羽リサーチ、株式会社データプロ、BlockTrace Japan、Crypto Lab Insightの固定4サイトも2026年10月3日に確認しました。文章・画像・図解は転載せず、公的機関等で裏取りして独自に構成しています。
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